食事をすると血糖値は上昇します。
上昇した血糖値はすい臓から分泌されるインスリンによって下降します。
このインスリンの働きが悪くなると、血糖値は下降せず、高血糖の状態が続きます。
そして余分な糖がタンパク質と結びつくことでAGEを大量に作り出します。
このAGEは老化を促進してしまうのです。
また、このAGEはなかなか体外へ排斥されないのです。
糖尿病の人が血糖値をコントロールしても体内にあるAGEの量が減らなければ、
病気がどんどん進行してしまうのです。
AGE測定会
私たちはAGE測定会の開催を行っています。
AGE値が高い人によくみられる傾向は、高血糖の人が多いことです。
糖尿病の人や糖尿病予備軍の傾向が高いばかりでなく、
高血圧などの人の傾向が高いのです。
AGE値が高い人には、AGE値をできるだけ下げるようなライフスタイルを提案して
います。
AGE測定会に興味ある方は、お問い合せページよりお気軽にお問い合せください。
糖尿病について知っておきたいこと
糖尿病は合併症になりやすいのです。
神経障害、網膜症、腎症と言われる三大合併症です。
神経障害・・・手足のしびれや筋力の低下、胃腸の不調などの症状。
網膜症・・・視力低下は網膜部分の血管に支障が出て、白内障や失明になったりもします。
腎症・・・糖尿病腎症は人工透析を受ける重症です。
高血糖の記憶
高血糖状態を6~7年続けていると、その後の10年間、懸命に血糖値のコントロールをして
も、病気の進行や老化に歯止めがかからいことで知られています。
この現象を「高血糖の記憶」と呼んでいます。
この「高血糖の記憶」はAGEが形作っているわけです。
AGE値はいまAGE測定会で簡単に測定できるようになりました。
血圧測定と同じように非侵襲性(針などを刺さずに行う)で簡単に行えます。
血糖値を正常に保つことは、AGE値も正常にすることにも通じます。