最近血液検査をしましたか?
血液検査をすると、
ヘモグロビンA1Cが検査結果としてわかります。
このヘモグロビンA1Cの値は、赤血球の中にあるヘモグロビンが糖化した
もので、ヘモグロビンのうち何%が糖化したかを示した数値です。
この数値が6.2% ~ 6.8%だと標準になります。
6.9%以上になってくると糖尿病予備軍または糖尿病となってきます。
ヘモグロビンA1cは、糖化の初期段階物質で、
AGE化していない状態のものです。
この数値が6.9%以上の数値を長期間継続していると、
AGEが溜まっていると考えれます。
AGE化したヘモグロビン
通常、ヘモグロビンは4か月で入れ替わります。
AGE化したヘモグロビンは、血液の流れと共にカラダの様々な部分に分配され、
そこでAGEが溜まります。
ヘモグロビンが最もAGE化するのは、血液中に糖があふれている食後の1時間です。
なかには、食後の血糖値が急上昇する方も珍しくはありません。
急な血糖値の上昇は、この高血糖状態が長い時間継続することになり、
AGEがより多くつくられてしまいます。
そのため、血糖値の上昇を緩やかにするように食べる順番を工夫したり、
血糖値が上がらない食べ物を選んだりして、AGEを意識した食事をした方が
良いと考えます。
AGEを意識した食生活に今注目が集まっています。