モリンダ社は、AGE(終末糖化産物)によって産生されたメラニンが原因で
肌にシミができることを発見。
その阻害剤と検討方法についての特許(日本国 特許庁登録)を2月29日に出願。
AGE性色素斑
モリンダ社は、AGEによってメラニン色素が生まれるメカニズムを発見し、
そのシミを「AGE性色素斑」と命名。
メラノーマ細胞を用いた実験において、本特許に基づいた製法による
AGE化コラーゲンは、メラニンの産生を促進することで知られるαーメラノサイト
刺激ホルモンと同程度のメラニン産生作用があることを認めた。
ノニ種子抽出エキス
イリドイド含有植物であるノニ果実や葉、種子とサンシュユ果実およびオリーブ葉が、
AGE由来のメラニン産生を抑制する作用を持つことを確認。とくにノニ種子抽出エキスには
強い作用が認められ、自然放置したメラニン細胞のメラニン産生量を100%とした場合、
ノニ種子エキスを添加したAGE化コラーゲンでは、メラニンの産生量が69%に抑えられた
という。