カラダにどんどんAGE(終末糖化産物)が蓄積されています。
蓄積されたAGEは、やがては老化現象に発展し、さらに様々な病気の原因にも
なってしまいます。
医療業界・美容業界でも注目されているAGE。
このAGEを体外に排出するには、
〇〇を飲めばいいんじゃないと言ってしまえば済みそうですが、
今回注目したいのは、AGEをカラダに取り込む量を減らすことです。
毎日大量のAGEを食事から取り込んでいたら元も子もありません。
そこで、AGEの少ない食事を意識することをお薦めしています。
しかし、
美味しいと思うものにはAGEが大量に含まれています。
特に揚げ物には大量のAGEが含まれているのです。
トンカツが~。
こんがり焼いたステーキが~。
好きな食べ物を我慢するほどツライことはありません。
とはいえ、AGEのことを考えると・・・。
毎日揚げ物を食べている人は、AGEのことを少しだけ意識してみてくださいね。
食品に含まれるAGE値
食品に含まれるAGE値は、
同じ食品でも調理方法によって含まれるAGE値がことなります。
生 -> ゆでる -> 焼く -> 油で揚げる
の順番でAGE値が高くなってきます。
これは、熱処理によってメイラード反応が起きやすくなるからです。
メイラード反応とは、糖化のことです。
食品に含まれるタンパク質と糖が結びつくことで糖化が起き、
その糖化がさらに進むことでAGE(終末糖化産物)がつくられてしまいます。
生で食べられるものは生で食べるようにして、
比較的AGEが少ない調理方法のゆでたもの、蒸したものを食べるように
した食生活にしていくと、
血液中のAGE値が低くなり、しいては老化を遅らせることや、
生活習慣病などのリスクを低く抑えらるようです。
もちろん、
食生活だけでなく、
運動や睡眠などもバランスよい生活は
エイジングケアの大切な要素です。