活性酸素によるカラダの酸化と、
糖化によるAGE(終末糖化産物)のカラダに蓄積は、
老化の原因と言われています。
活性酸素はカラダに良い働きと悪い働きがあります。
適度な活性酸素は良い働きをしてくれるのですが、
過剰に活性酸素が発生してしまうと、カラダを攻撃してきてしまい、
病気の原因となってしまうこともあります。
通常、過剰に発生した活性酸素は体内でSOD酵素(抗酸化酵素)により、
消失しているのですが、ヒトはこのSOD酵素の量が年齢とともに
減少してしまい、消去すべき活性酸素を消去できなくなってしまいます。
また、現代生活、ストレス、食生活などの生活習慣の乱れは、大量の
活性酸素が発生してしまう要因となっています。
この抗酸化酵素は主成分がタンパク質でできていて、タンパク質と糖が結びつく
糖化はAGE(終末糖化産物)を産み出し、抗酸化酵素は劣化してしまい、
本来の能力を最大限発揮できなくなってしまうのです。
そうなれば、活性酸素は良い働きから悪い働きへとシフトしてしまいます。
年齢とともに増える肌のトラブル
年齢が40代に突入すると日焼けによるシミなどが急激に増えていませんか?
私自身、ついウッカリして日焼けしてしまったあとは大変です。
シミは増え、ホクロが増えてしまい肌がもう大変です。
そのため、どちらかというと老け顔となってしまいました。
若い時と比べて、回復力も減ってしまったような気がします。
この活性酸素とAGE(終末糖化産物)の話を知ると、自分自身が感じている
お肌のトラブルの原因がわかったような気がします。
肌の弾力はコラーゲン(タンパク質)の減少とともに衰えてしまい、
さらにAGEが劣化を促進してしまいっているのです。
さらに活性酸素でダプルパンチと言った感じです。
お肌のトラブルは目に見えてわかる現象ですが、
カラダ内部では目には見えていませんが、お肌と同じ現象が起きていると
言えます。