今、口呼吸を治して免疫力をアップさせようと推奨している人が増えています。
口呼吸するメリットはなく、デメリットばかりがいわれるようになりました。
私自身も口呼吸でなく鼻呼吸を意識することで、蓄膿症だったものが改善され、
とても良い体験をしたことがあるので、口呼吸のデメリットは強く感じています。
そもそもどうして口呼吸をするようになってしまったのでしょう?
育児法の違い
- 離乳期間が早すぎる
- うつぶせ寝が推奨されていた
- おしゃぶりをしようしない
大きくこの3つが口呼吸をする原因ではないかと言われています。
思いあたる項目がありませんか?
離乳期間に赤ちゃんは舌の力と口の周りの筋肉を鍛えます。
また、腸が発達段階のため発達しきれないということに繋がります。
うつぶせ寝は、一時推奨されていた時期がありました。
この時期にアトピーなどのアレルギー疾患が増えだした時期と一致しています。
おしゃぶりは歯並びが悪くなるという理由で推奨されなくっていました。
このおしゃぶりは、使い方を間違えなければ舌の力と口の周りの筋肉を鍛える
器具にぴったりです。
口呼吸が原因だと思われること
①いびき
②歯が茶褐色に変色する
上記の2つの項目は、私自身に当てはまるものなので、
取り上げてみました。
(これ以外にもいろいろあります。)
私の歯は、以前は茶褐色に変色していました。
コーヒーをよく飲む習慣があるのでコーヒーが原因だと思い込んでいました。
歯科医に行ってキレイにしてもらっても、数か月たつと茶褐色に変色します。
実はこの原因は口呼吸にあったなんて・・・
全く知りませんでした。
ではどうして口呼吸が原因で歯が茶褐色に変色するのでしょう?
これは、口呼吸によってエナメル質のペリクルという膜が乾燥して変性するためです。
口呼吸と歯みがきの意外な関連性
私は毎日歯みがきはしています。
それでも歯が茶褐色に変色していました。
歯みがきが正しく行われていないと、口呼吸になりやすいということもわかりました。
これは歯科医に行った際に歯みがき指導を受けたことで理解できました。
歯科衛生士の方が、歯のチェックをしたときに歯と歯茎の間にある白い歯垢を
見せながら、これは細菌のカタマリと説明してくれました。
この歯垢は歯みがきをしていても半分も取り除くことができないそうです。
そしてこの歯垢が扁桃に作用して口呼吸の原因にもなっています。
歯みがきの仕方と、糸ようじや歯間ブラシを併用することで、できるだけ歯垢を残さない
ように教えてもらい、それを実践することで歯が茶褐色に変色することが減りました。