食事からのAGE摂取を減らすためには、
調理方法を意識することが大切だと言われています。
同じ食品でも調理方法によって含まれるAGEの量に大きな差があります。
油で揚げたものは、AGEの量が劇的に増加しています。
逆に生の状態に近い状態の方がAGEの量は少なくなっています。
生で食べられるものは生で食べましょうと言われるのは、
AGEの摂取量にも大きく影響するからです。
野菜摂取量
さて、生で食べられるもの?
といえば野菜が中心になってきます。
ところが現代生活に目を向けてみると、
野菜の摂取量が年々減少していました。
特に若い世代の方はその傾向が顕著になってきています。
日本人の野菜摂取量は成人の摂取目標である一日350gを下回り、
特に20~40代は目標値の7割程度しか摂取していません。
食物繊維
野菜は食物繊維が多く含まれていて、腸内環境にも関係してくるため
積極的に摂取することが望まれています。
以前は、食物繊維は栄養にもならない”カス”だと考えられていましたが、
実は腸内細菌の”エサ”となり、発行代謝産物などを産出するのに役立っている
ことがわかっています。
例えば、免疫細胞としての重要なT細胞などがあげられます。