暑い夏、のどをうるおす甘い清涼飲料水、
頻繁に飲みすぎてしまうと糖尿病のリスクが高まります。
甘い清涼飲料水、最近ではカロリーゼロなのに甘さを感じるものが増えています。
砂糖を使用せずに甘さを演出する人工甘味料を使用していたりします。
また、人工甘味料に対して天然甘味料も使用されています。
天然のものだから安心だと思ってしまいます。
しかし、肥満や高血圧、糖尿病の原因にもなっているとわかってきました。
その天然甘味料で有名なものにフルクトースコーンシロップという
ものがあります。
フルクトースコーンシロップ
フルクトースコーンシロップは、サトウキビやテンサイからでなく、
トウモロコシからつくられた異性化糖のことです。
砂糖よりもコストが安く抑えられ、砂糖の供給が不足した時代のアメリカで
急速に普及しました。
このフルクトースコーンシロップの含有率は、
清涼飲料水の原材料名から判断ができます。
清涼飲料水の成分表示には、
「ブドウ糖果糖液糖」
「果糖ブドウ糖液糖」
「高果糖液糖」
となり、それぞれのフルクトースコーンシロップの含有率は以下のようになります。
ブドウ糖果糖液糖 ・・ 50%未満
果糖ブドウ糖液糖 ・・ 50%~90%
高果糖液糖 ・・ 90%以上
〇〇コーラの原材料名を見てみると、
最初に糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)という表示が見えます。
フルクトースコーンシロップ含有率が50%~90%の果糖ブドウ糖液糖を
使用しているんだなということがわかります。
AGEを産生するスピードが10倍!?
フルクトーンコーンシロップ(果糖ブドウ糖液糖)はブドウ糖に比べ、
AGE(終末糖化産物)を産生するスピードが10倍速いと言われています。
清涼飲料水を飲む機会が増える夏の暑いシーズン、
日ごろからラベルの原材料名を確認することで、
AGEへの意識が増すことにつながります。