よく「糖化」という言葉を聞きますが、
どういうことでしょうか?
ホットケーキを焼くとこんがり黄金色に変わり、
とても美味しそうになります。
このホットケーキを焼いているイメージは、
カラダに起こっているのが糖化そのものです。
カラダの中は常に糖化が起こっています。
ホットケーキの材料といえば、
小麦粉、卵、牛乳、砂糖です。
タンパク質と糖が主成分です。
フライパン等で焼いている工程は、
タンパク質と糖を結びつけているのです。
これが糖化現象です。
タンパク質でできている人のカラダは、
食事などで摂取した糖をエネルギー源としていますが、
残った糖はタンパク質と結びつきます。
人の体温は36~37度なので、タンパク質と糖が加熱されて結びつき
糖化していくのです。
メイラード反応
この糖化反応は、1912年にフランスの科学者であるメイラード博士が発見しました。
メイラード博士の名前にちなんでメイラード反応と名前がつけられました。
その他糖化反応
糖化反応は、糖とタンパク質、そして加熱といった条件が揃うことで発生します。
料理で言えば焼いたものや揚げたものを中心に糖化が起きているため、
AGE(終末糖化産物)が生成されています。
人のカラダで日焼けしたりすると当然AGE値が高くなるのと同じです。
私はこのことを知ってから日焼けしないように意識し始めました。
以前は、毎年夏が終わると顔が真っ黒に日焼けしていました。
そのため、今は顔に日焼けが原因と思われるシミやほくろが増えてしまって
います。
このシミやほくろをどうにかしたいと対策を講じている最中です。